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地中熱の取り組み。株式会社エイゼンコーポレーション

30秒でわかる“地中熱”

地中熱とは、浅い地盤(地下200m程度まで)の地中にある熱のこと。気温と違い、どの季節でも安定した温度が保たれており、年間の平均気温程度です。夏や冬に、地中と地上の温度差を利用して熱を排出したり吸収したりして効率的な冷暖房等を行います。

地中の温度は一年中ずーっと同じ!イメージ

地中熱のメリット

  • 1天候や地域に左右されない

    天候や地域に左右されない イメージ

    地中100m付近の温度はその土地の平均気温とほぼ同じ温度であり、年間を通じて地中温度はほぼ一定を保ちます。また、天候による影響もほとんどありません。そのため外気に比べて夏は冷たい温度を、冬は暖かい温度を利用できます。地中温度の地域差は外気温ほど大きな差は無いため、日本全国どこでも安定して利用できます。

  • 2消費電力が低い

    消費電力が低い イメージ

    外気温より夏は冷たく冬は暖かい地中の熱を利用することにより、空調機器が熱を交換する仕事量を減らすことができます。また、私たちエイゼンコーポレーションが提供する地中熱は地下水を利用するのでさらに熱交換の効率が良く、エアコンなどの空気熱源空調システムと比較して約40%程度電気代を削減できます。

  • 3拡張性が高い

    拡張性が高い イメージ

    空気循環システムと組み合わせて、快適な湿度を保ったり、二酸化炭素濃度を減らしたりして、より快適な環境を作ることも可能です。床暖房としての利用や、給湯システムと組み合わせて利用することもできます。また、「風を感じないようにしてほしい」、「一部分のみを温めたい(冷やしたい)」など、利用者のニーズに幅広く答えられます。

地中熱の利用例

  • 住宅のイメージ画像

    住宅

    一年中、家じゅうの温度・湿度・二酸化炭素濃度を一定に保つことで、快適かつ環境にもやさしい家づくりが可能。不快なジメジメや乾燥を感じることがなく、洗濯物も部屋干しで乾きます。

  • 病院

    年間を通じた温度コントロールはもちろん、空気循環システムとの組み合わせで風の流れを感じさせなくしたり、二酸化炭素濃度を減少したりでき、患者様によりよい空間を提供できます。

  • 農業

    「農作物に強風を当てたくない」、「農作物の一部だけを冷やしたり温めたりしたい」、などの育てたい農作物の栽培スタイルに合わせる事ができる冷温熱供給システムです。作物によっては農作物の収穫時期をずらすことができ、収量アップ・販売単価アップにつながります。

  • 工場

    製造現場で「冷暖房が効かない」とお困りではないでしょうか?また、広い空間を空気熱源空調システムで冷暖房をしようとすると電気代がかなりかかっているのではないでしょうか。地中熱を導入することで労働環境を改善し、なおかつ空調によって高くなってしまっていた電気代を大きく削減することが可能です。

上記のほか、オリンピック関連施設や空港などの公共施設や、大型商業施設にも利用されています。

我々の地中熱への想い

みなさんは、「地中熱」という言葉を聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか? 私自身、最初に浮かんだのは火山の近くにある地熱の発電所です。ですが、「地熱」と「地中熱」は違うらしい。次に浮かんだのは、戸建ての住宅などで使われている床下や地下室などの空気を利用した循環システムです…しかし、これも違うらしい。

百聞は一見に如かず、ということで地中熱を利用した建物を案内してもらいました。建物の中に入った途端、何とも言えない気持ちのよい空間が広がっていました。快適な温度、快適な湿度に保たれた空間。建物の中にいるとどうしても感じてしまう空気の重さ、各部屋との温度差、空調の風。それらから解放された空間。空間の価値が変わる、そう思いました。

水資源の豊かな日本。私たちエイゼンコーポレーションが提供する「地中熱」は、私たちの足元を流れる豊富な地下水を使ったまったく新しいエネルギ―利用の形です。

地中熱資源を電気に変えることなく、熱エネルギーのまま使用しますので、エネルギー効率が良く、環境への負荷もとても小さくて済みます。 すでに欧米諸国では地中熱利用が進んでおり、クリーンなエネルギー使用が広がっていますが、残念ながら日本ではまだまだ知られておらず、地中熱利用は進んでいません。

水資源の豊富な日本であれば、日本中どこでも地中熱利用ができるはず!
本当の意味で、クリーンでサステナブルな再生可能エネルギーを日本に広めたい!
地中熱利用を広めることで、空間に新しい価値を生み出したい!

私たちエイゼンコーポレーションは、みなさまが抱える空間の課題を解決し、「地中熱のある未来」を実現するために、みなさまと共に歩んで行きたいと考えています。お気軽にご相談いただければ幸いです。

株式会社 エイゼンコーポレーション
代表取締役 林 美津代