地中熱
地中熱とは、浅い地盤(地下200m程度まで)の地中にある熱のこと。
気温と違い、どの季節でも安定した温度が保たれており、年間の平均気温程度です。
夏や冬に、地中と地上の温度差を利用して熱を排出したり吸収したりして効率的な冷暖房等を行います。
①天候や地域に左右されない
地中100m付近の温度はその土地の平均気温とほぼ同じ温度であり、年間を通じて地中温度はほぼ一定を保ちます。また、天候による影響もほとんどありません。そのため外気に比べて夏は冷たい温度を、冬は暖かい温度を利用できます。地中温度の地域差は外気温ほど大きな差は無いため、日本全国どこでも安定して利用できます。
②消費電力が低い
外気温より夏は冷たく冬は暖かい地中の熱を利用することにより、空調機器が熱を交換する仕事量を減らすことができます。また、私たちエイゼンコーポレーションが提供する地中熱は地下水を利用するのでさらに熱交換の効率が良く、エアコンなどの空気熱源空調システムと比較して約40%程度電気代を削減できます。
③拡張性が高い
空気循環システムと組み合わせて、快適な湿度を保ったり、二酸化炭素濃度を減らしたりして、より快適な環境を作ることも可能です。床暖房としての利用や、給湯システムと組み合わせて利用することもできます。また、「風を感じないようにしてほしい」、「一部分のみを温めたい(冷やしたい)」など、利用者のニーズに幅広く答えられます。
住宅
一年中、家じゅうの温度・湿度・二酸化炭素濃度を一定に保つことで、快適かつ環境にもやさしい家づくりが可能。不快なジメジメや乾燥を感じることがなく、洗濯物も部屋干しで乾きます。
病院
年間を通じた温度コントロールはもちろん、空気循環システムとの組み合わせで風の流れを感じさせなくしたり、二酸化炭素濃度を減少したりでき、患者様によりよい空間を提供できます。
農業
「農作物に強風を当てたくない」、「農作物の一部だけを冷やしたり温めたりしたい」、などの育てたい農作物の栽培スタイルに合わせる事ができる冷温熱供給システムです。作物によっては農作物の収穫時期をずらすことができ、収量アップ・販売単価アップにつながります。
工場
製造現場で「冷暖房が効かない」とお困りではないでしょうか?また、広い空間を空気熱源空調システムで冷暖房をしようとすると電気代がかなりかかっているのではないでしょうか。地中熱を導入することで労働環境を改善し、なおかつ空調によって高くなってしまっていた電気代を大きく削減することが可能です。
上記のほか、オリンピック関連施設や空港などの公共施設や、 大型商業施設にも利用されています。 |
エイゼンコーポレーションは地中熱によって
空間に新しい価値を提供いたします。